奏でたい音をイメージし、心に残る演奏を……(今年の発表会のテーマ)
- 美千代 水上
- 9月8日
- 読了時間: 2分
更新日:9月15日
下関市ピアノ教室
水上ピアノ教室講師の水上美千代です。
「心に残る演奏」をめざして——
下関市 水上ピアノ教室 では、今年の発表会にこんなテーマを掲げました。
「奏でたい音をイメージし、聴いている人の心に残る演奏をする。」
年齢もピアノ歴も関係なく、子どもたち全員がこのテーマに挑戦しました。
曲の冒頭から
あれっ!
誰が弾いているの?
と聴いている人の心をつかむ演奏を……
と言っても
難しい曲を間違えずに弾くことが目的ではありません。
短い曲でも、シンプルな旋律でも、その子にしか出せない音色があります。
思いを込めて、楽しんで奏でる——そこに本当の音楽の力があります。
一人でステージに立って演奏する
プレッシャーとの戦い。
その中で今回のテーマに取り組んだ子供達。
舞台袖でドキドキしながら送り出し、
弾き終えた子どもを「よく頑張ったね」と迎える瞬間。
その一つ一つに、音楽を通しての成長がありました。
「緊張して思った音が出せなかった」
「途中で同じところを繰り返しちゃったけど、最後まで頑張ったよ」
「最大の難関を間違えずに弾けた!」
等々感じるところがあったようです。
一人ひとりの言葉に、挑戦の跡と次への意欲が見えました。
また来年に向けて頑張ろう!という意欲が感じられ
練習にも熱が入りそうですね。(⌒∇⌒)
ところで
今回のテーマ 「聴いている人の心に残る演奏」 は、果たして実現できたのでしょうか?
例年なら「来年も頑張ろう!」で終わるところですが、今年は少し違います。
……この続きは、次回お伝えします。どうぞお楽しみに!