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先生、ちょっと黙っていて!

  • 執筆者の写真: 美千代 水上
    美千代 水上
  • 4月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:7 日前


下関市ピアノ教室 

水上ピアノ教室講師の水上美千代です。


このブログでも、いくつかご紹介していますが、

水上ピアノ教室の「ピアノコース」のモットーは、

【短い曲でも自分らしく演奏できる子供たちになってほしい】ということ。


ここ最近もまた

自分らしいピアノを奏でてくれるようになった

生徒さんが誕生したので

ご紹介します。


「先生、ちょっと黙っていて!」

この言葉を口にした6歳のK君。

「親子のいるか」

という曲を今日からスタート。






「スイスイ泳いでいるように弾きたいよね」

「イルカの親子が、仲良くジャンプしているよ。」


……いろいろ話をしてイメージを膨らませました。



1週間後 

 レッスンでどんな事が起きたか。

ちょっと覗いてみましょう。



いつものようにK君ピアノに向かい弾き始めました。


彼が弾く演奏に合わせて、

私が「なめらかに~。

   ざっぶーん ざっぶーん。」

と歌ったり、声をかけていると、



K君。「先生、ちょっと黙っていて!」と一言


「ボク一人で弾く。」


……それからおもむろに弾き始めました。


なんと!!

先回一緒に話し合ったところを

真剣に弾こうとしているK君の姿がそこにありました。


彼の中には

イルカの親子が仲良くジャンプしているイメージがちゃんとあったんです。













しかもイメージに合わせて

(音の大きさを弾き分けていて)


「ここはお母さんイルカで、ここは子供のイルカなんだ。」と

説明してくれました。


もうビックリ😲でした。


この短い曲の中で

どんなふうに弾こうかイメージを膨らませ

K君らしい演奏を聴かせてくれました。👏👏👏


私が歌うまでもなかったんですね。😢



ピアノコースになると、

こんな風に自分のイメージを生き生きとピアノで表現する

生徒さんがどんどん増えていきます。


教室中にその子らしいピアノの音が響きわたる

それが本当に嬉しいし、私も心地がいいです。



自分らしく仕上げる力がついてきたK君。

これからどんな演奏を聴かせてくれるのか

とても楽しみです。

          

















































          



 

  


















 
 

​©︎2023 水上ピアノ教室

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